株式会社ハクオウシステム

1960年の私の誕生日に、両親が株式会社白王の前身となる「乗本クリーニング」を創業しました。10年後に社名を株式会社白王に変更し、代表取締役として経営にまい進。お付き合いする地元の金融機関は複数あり、十分満足していました。
2020年に、私の還暦と合わせ、創業60周年記念イベントを予定していました。そんな折、新店舗だったシシンヨー広支店から、支店長が来社。正直、「これ以上金融機関を増やす気持ちはない」という思いでしたが、軽い気持ちで「周年イベント来ない？」とお誘いしたところ、支店長は躊躇することなく「お伺いさせてください」と言って、イベント当日にお祝いに来てくださいました。

私は、お付き合いする金融機関さんは、金利などの条件よりも、人として信頼関係が持てるかどうかが一番重要だと考えています。支店長のとても気持ちよい返答に、大変好感を持ちました。しかし、そのとき希望していた融資額はかなり多かったので、きっと無理であろう、少額からお付き合いすることになるかなと思っていました。それなのに支店長はわずか一週間足らずで満額の融資を決定してくださったんです。このスピード感に驚き、お付き合いが始まりました。条件も大手銀行とそん色のないものでした。決裁までの速さは、企業にとって生命線ですから、大変ありがたかったですね。このご縁をきっかけに、現在では、シシンヨーさんがわが社のメインバンクとなっています。

会社の軸はクリーニング業務。シシンヨーさんもまた、融資と預金に特化し打ち込んでおられる。わが社と方針が似ていていいなと思うんです。支店長をはじめ、支店の皆さんが、どこで出会っても気持ちのよいあいさつをしてくださるのもいい。互いが心と心でつながっていると感じています。それに私は、理事長が大好きなんですよ。融資が決定した後で、理事長がアポイント無しでわが社に足を運んでくださったときは「トップ自ら来てくださった」とうれしく思いました。お話をさせていただくと、人間性を見抜く目がおありなのだなと感じました。これからも、シシンヨーさんの基本方針がぶれることなく、大きく発展していかれることを期待しております。